にゃんこ(ヤミーとヒュウ)とわんこ(チワワのミウ)の写真日記とミニシアター系の映画の感想。その他もろもろ…

by loveloveyummy

カテゴリ:Movie...( 30 )

映画

今日は久しぶりに映画を観に行った。
横浜に帰って来て初だ。
随分長いこと映画館に足を踏み入れてなかったなぁと思う。
子供が産まれたら、なかなか好きな映画を映画館で観る事なんてできなくなるんだろうなぁと思うと、今のうちだなぁと思う。
でも、横浜ってミニシアター系の映画を上映する映画館が少ないんだよね。
横浜にはシネコンがいくつかあるけど、どこもも似た様な映画しか上映してくれない。
ビッグヒットムービーもいいけど、ミニシアター系ももっと上映して欲しいな。
私が観たい映画を観に行くなら、東京まで足を伸ばさないと観れない。
フットワークの重い私にとって、横浜と東京、近いようで案外遠い。
その点、大阪に居た時は梅田にさえ出れば大抵の映画が観れたから恵まれてたなぁと思う。

ちなみに久々に観た映画は「かもめ食堂」だった。
観に来てる人達が案外若いのにビックリした。
「原作、群ようこ。出演者、小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ。」というラインアップを見て、私は勝手に客層を、「群ようこの愛読者」、もしくは「フジテレビの伝説の番組『やっぱり猫が好き』のファン」といった30代、40代の女性だと思っていた。
とろこが、映画館の中に響く笑い声がやたら華やかで、若々しい。
終わって周りを見渡したら、20代くらいの若い人達もいっぱい観に来ていた。
なんとなく嬉しかった。
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by loveloveyummy | 2006-03-29 10:16 | Movie...

最後の恋のはじめ方 Hitch

先週OS劇場にて鑑賞。
OS劇場は久しぶり、2度目かなぁ。
あんまり行かない映画館です。
ここの客層は結構若い子が多い気がする。

最後の恋のはじめ方 (Hitch)
アメリカ 2005年
その想い、恋にしましょう。
公式サイト

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≪Story≫
 ヒッチ(ウィル・スミス)は、恋愛下手な人を手助けするデート・コンサルタント。ある日、財団のセレブであるアレグラ(アンバー・ヴァレッタ)に恋したアルバート(ケヴィン・ジェームズ)から依頼を受ける。何をやっても要領が悪いアルバートだが、ヒッチのアドバイスで、アレグラの注意を引いたアルバートは、彼女をデートに誘うことに成功する。一方ヒッチは、バーでゴシップ記者のサラ(エヴァ・メンデス)と出会いデートにこぎつけるが、アレグラのスキャンダルを追っていたサラは、ヒッチの正体に気付き…。

≪Review≫
 いわゆるラブコメです。まぁそれ以上でもそれ以下でもない映画ですが、割と当りかも。単純に楽しめました。ということで大した感想もないのですが・・・。
 ストーリーもそうですが、穿った見方をすると、いかにもヒットを狙った本作は大衆向けというか、万人向けに徹したという気がする。黒人俳優のウィル・スミスの相手役が黒人でも白人でもなく、ヒスパニック系のエヴァ・メンデスということ。これで、人種の坩堝アメリカで黒人だけでなく多くの人種のハートを掴める可能性が広がった。キュートなおデブちゃんケヴィン・ジェームズと白人セレブ役アンバー・ヴァレッタが恋をするということ。これで、肥満大国アメリカでスレンダーな体型でない人達のハートを掴める可能性が広がった。
 個人的にはキュートなおデブちゃんアルバート演じたケヴィン・ジェームズがなかなか良かった。ケヴィン・ジェームズはアメリカの人気コメディアンらしく、本作が映画デビュー作。ウィル・スミスとエヴァ・メンデスだけだったら、見てくれのいい男女のありふれた恋愛話だけど、このケヴィン・ジェームズが加わることによって、ストーリーの幅が広がり、コメディー度とハートウォーミング度がアップした感がある。
 ストーリーもおもしろいし、みんなが望む形の分かり易いハッピーエンド。デート・ムービーにはもってこいかな。

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by loveloveyummy | 2005-06-14 22:27 | Movie...

ウィスキー Whisky

水曜日にテアトル梅田にて鑑賞。
テアトル梅田はマイナーだけど渋くて良いセレクトが多いなと思う。
1日で映画の日だったこともあり、いつもより混んでた気がした。

ウィスキー (Whisky)
ウルグアイ/アルゼンチン/ドイツ/スペイン 2004年
”ウィスキー”は幸せの合言葉。
公式サイト

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≪Story≫
 ウルグアイの町。 ハコボは、父親から譲り受けた小さな靴下工場を細々と経営している無口でちょっと神経質でなかなか頑固な中年男。 毎朝決まった店で朝食を取り、毎朝決まった時間に工場に行き、シャッターを開け、決まった手順で機械を動かし、毎朝決まったお茶を飲む。 ハコボの工場で働く中年女性マルタは地味だが、真面目な働きぶりでハコボを支えていた。
  1年前に亡くなった母親の墓石の建立式に、ブラジルで暮らすハコボの弟エルマンが来ることになる。 ブラジルで同じく靴下工場を経営しているエルマンと、ハコボは長い間疎遠になっていた。 ハコボは弟が滞在する間、マルタに夫婦の振りをして欲しいと頼んだ。 普段から会話の少ない2人は、ぎごちなくも偽装夫婦の繕いをしてエルマンを迎えた。 エルマンはこじゃれた服を小粋に着こなす伊達男で会話もウィットに飛んでいる。 建立式は無事に終わるが、エルマンは2人を旅行へ連れ出すことに…。

≪Review≫
 ウルグアイはブラジルとアルゼンチンに挟まれたに南米の小さい国。 ウルグアイでは映画が製作されてから110年くらいで、今までになんと60本くらいしか製作されてないらしい。 1年に1本の映画も作られてない計算になるが、そんな中でこの映画は東京国際映画際でグランプリ・主演女優賞を受賞し、カンヌ国際映画祭でオリジナル視点賞・国際批評家連盟賞を受賞するなど世界中で数々の賞を受賞した。
 ラストはあまりにもあっけないと言うか、唐突と言うか、思わずおすぎ口調で「今までこんな映画観たことありません。」と言いたくなるくらい衝撃的と言うか、とにかく「えっ?これで終わり」という感じだった。 ボーっと出口まで歩いていたら、前を歩いていたご婦人2人組が「あのヒト恋したんやなぁ~。」「そやなぁ。えらい綺麗になってたなぁ。」と嬉しそうに語っていた。 なんかその光景を観た時に「あぁ~そうなんだ。」となんか妙に納得してしまった。 何を納得したのかというと、「恋に対する憧れ」だ。
  ティーンエイジャーはアイドルに憧れる。 それは恋に対する憧れが混在している。 やがて、恋はもっと身近なものとなって自分の周りに溢れ始める。 アイドルに憧れるよりも自分自身が恋をすることに夢中になる。 やがて、仕事に夢中になったり、子育てに夢中になったりして、ふと気付くと自分も中年と言われる段階に入っている。 仕事が軌道にのったり、子育てが一段落したりして、気持ち的にも経済的にも時間的にも余裕やゆとりが出来る。 そして、いい意味でも悪い意味でも自分の人生に先が見えてしまったりする。 そんな時ふと「もう一度恋がしたい」とか「ときめきたい」とか思ったりするんじゃないだろうか。 今、「ヨン様」とか「氷川きよし」とかに夢中な世代がまさにそれなんじゃないのかな。 そう考えると、この世代の人ってティーンエイジャーのようにとっても純粋で、「恋に対する憧れ」を持っているのかも。
  マルタはハコボから偽装夫婦を演じるように頼まれて、自分の単調な人生にちょっとした変化をもたらされることにちょっぴり期待する。 ひょっとしたらハコボのことを憎からず思ってたのかもしれない。 そしてマルタはちょとづつ変化して行く。美容院に行ってパーマをかけたり、いつもよりちょっと明るめの服を着るようになったり、化粧をしてみたり。 訪れてきた弟エルマンはマルタを笑わせてくれ、女性として扱ってくれる。 しかし、ハコボは相変わらず無口で無愛想。マルタはやがてハコボといることに寂しさを感じるようになり、エルマンに心挽かれていくようになる。 そしてマルタはぐんぐん綺麗になっていった。
 マルタは水を与えられず乾ききった花だった。そして、変化、期待、ときめき、恋という潤いが与えられた。 乾ききった花はその潤いをグングン吸い上げ瑞々しく輝いていった。 中年女性であるマルタが恋をして、綺麗になった。 なんだかとても素敵なことではないか!
  監督は押し付けでなく、観る人それぞれがいかようにも想像できるようなエンディングを用意した。 いかようにも取れるということは、何の結論も用意されていないということだ。 起承転結がはっきりしているハリウッドの娯楽超大作的映画を好む人には不向きかもしれない。 しかし、観る人によってはその面白さは無限に広がっていくのだ。
 この映画はハッピーエンドかもしれないし、そうじゃないかもしれない。でもマルタは変わった。自分を磨き、成長したのだ。自分の中に潤いをちゃんと吸収したから。 恋は成就するに越したことはないけど、その恋を通じて何を得たか、どれだけ成長できたかも重要だ。
 「最近ときめいてないな」と言う人や「最近ちょっと肌がかさついてるわ。」と言う人に個人的にお勧めしたい。人間は歳を取ると子供に戻るというが、人生の折り返し地点を過ぎると、気持ちはティーンエイジャーに戻るのかもしれない。

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レビューも10人10色
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by loveloveyummy | 2005-06-04 18:20 | Movie...
おとといナビオTOHOプレックスで観た映画。
この時の一番人気は「甘い人生」だった。
さずが今をときめく韓流スター、イ・ビョンホン主演。
イ・ビョンホンは確かにかっこいいし、「甘い人生」も面白い映画なんだろうけど、この映画もとっても良かった。
とにかく多くの人に是非観て欲しい。

海を飛ぶ夢 (Mar Adentro / The Sea Inside)
スペイン 2004年
約束しよう。
自由になった魂で、きっとあなたを抱きしめる。
公式サイト

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≪Story≫
 ラモン・サンペドロ(ハビエル・バルデム)は世界中を旅する船乗りだった。 25歳のときに海の事故で首から下が不随の身になり、ベッドの上で寝たきりの生活を送くるようになった。 ラモンは家族によって献身的に支えられ生きてきた。 兄ホセ(セルソ・ブガーリョ)は一家の生活を支えるため農場で懸命に働き、ホセの妻マヌエラ(マベル・リベラ)は母親のような愛情でラモンの面倒を見ていた。 甥ハビ(タマル・ノバス)は時にはラモンに甘え、時にはラモンを支えた。 父ホアキン(ホアン・ダルマウ)はそっとラモンを見守り続けた。
 ラモンは家族や友人に支えられ、その愛情に包まれながらも、いつも満たされずにいた。 事故から26年目を迎えたとき、ラモンは自ら命を絶つ決断を下した。 それこそが自分に残された唯一の尊厳のある生き方であり、選択だと・・・
 ラモンは尊厳死を支援する団体のジェネ(クララ・セグラ)を通じて、弁護士フリア(ベレン・ルエダ)と出会い、協力を仰ぐ。 そしてもうひとり、ラモンが出演したテレビを見て心動かされたロサ(ロラ・ドゥエニャス)がラモンを訪ねてきた。

≪Review≫
 この映画は実在の人物ラモン・サンペドロの手記「Letters From Hell」を基に作られた実話である。 ベネチア映画祭主演男優賞、アカデミー賞外国語映画賞、ゴールデン・グローブ賞最優秀外国語映画賞など数々の映画賞に輝いた。 監督のアレハンドロ・アメナバールは「オープン・ユア・アイズ」(1997年)で一躍脚光を浴び、「アザーズ」(2001年)でハリウッドに進出した若き巨匠(1972年生まれ!)だ。
 ハビエル・バルデムは1969年生まれなので、30代で50代のラモンを演じた。 それはあまりにも自然で、私は最初特殊メイクだとは全く思わなかった。 しかし、途中で若き日のラモン(ハビエル・バルデム)が出てきて、「えっ?この人って意外と若いの?」と驚いた。 特殊メイクも自然で良かったのだろうけど、彼の悲哀に満ちて枯れた表情がなんとも中年らしくて、とても素晴らしかった。
 ラモンの下した決断、「尊厳死」に対して賛否両論があると思う。 ラモンは周りの人から愛されていて、大切にされている。 四肢麻痺で体の自由が利かないからと言って、自分の生き方は尊厳がないなんて、ひどく利己的なのでは? 体に障害があっても、重い病気を抱えていても、尊厳を持って強く生きてる人はこの世の中にはいっぱいいるのだ。 それはひどくもっともな意見で正論だ。 この映画はその考え方を否定している訳ではない。 しかし、それでもやっぱり自分は死を望んでしまうというラモンのどうしようもない叫びは心に突き刺さる。 「どうして自分は自分の人生に満足できないのだろう?どうしてこんなにも死を望んでしまうのだろう?」 ラモンの気持ちは最初から最後まで迷いがなかった。 少しも揺らぐことがなかった。 それは26年間という長く果てしない時を経て出した結論だった。
  私だったらどうするかなと考えた。「生きることは権利であって、義務ではない。」と愛する人からそう告げられたらどうっするだろう? 生きることが義務と感じてしまった時、私ならどうするだろう? 私は「尊厳死」という選択もありかなと個人的には思う。 しかし、それは今そういった状況にいないから言えるのかもしれない。 自分だったら「尊厳死」を望むかもしれない。 でも、気持ちはユラユラ揺れて、実際に実行するには至らないかもしれない。 自分の愛する人が尊厳死を望んだら、とにかく生きることを説得するだろう。 26年間もの長きに渡ったらやがて本人の意思に屈服するかもしれないが、自ら手を貸すことはやっぱりできないかもしれない。
 チラシには彼の選んだ選択は「終焉でなく開放である」と書かれていた。 この映画は死という非常に重いテーマを扱いながら、愛に満ちている。 海のように広く深い。 そして優しい。 尊厳死をどう捕らえるかは人それぞれだ。 色々な考え方があっていいんだと思う。 自分の考えを貫くことも大切だし、受け入れることも大切だ。 ただこの映画を多くの人に観てもらいたい。

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by loveloveyummy | 2005-05-27 14:58 | Movie...

サイドウェイ Sideways

昨日ナビオTOHOプレックスで見た映画。
今年になって更新頻度がやたら落ちていて、映画のエントリーも「恍惚」以来全然してなかった。
先週は「ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方」を、その前は「 ホワイト・ライズ」を、その前は「ステップフォード・ワイフ」を、その前は「 舞台よりすてきな生活」を観たけど、まだエントリーしていない。
忘れっぽい私は一度観た映画も題名を聞いただけだど、思い出せないことも多いので、自分の記録変わりに、せめて映画館で観た映画だけはエントリーしていきたいので、そのうちエントリーしよう・・・

サイドウェイ Sideways
アメリカ 2004年
カリフォルニア、ワインロード人生が熟成していく贅沢な寄り道…
公式サイト
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≪Story≫
 小説家志望の冴えない中年男の国語教師マイルス(ポール・ジアマッティ)は、2年前の離婚のショックからいまだに立ち直れないでいる。ようやく書き上げた小説も、正式に出版されるか出版社からの返事待ちだ。いまいちパッとしないマイルスだが、なかなかのワイン通でそれはオタクの域に達していた。
 マイルスの大学時代のルームメイトで悪友のジャック(トーマス・ヘイデン・チャーチ)は結婚することになった。ジャックは、今はちょっと落ちぶているが、テレビドラマなどで活躍する俳優だ。結婚式前の1週間、マイルスはジャックの独身最後の記念にカルフォルニアのワイナリーに旅に出かけた。ワインとゴルフ三昧の旅に出かけた。マイルスの企画したのはワインとゴルフ三昧の旅だが、ジャックの目的は女。ジャックは独身最後の悪あがきで思う存分羽根を伸ばし、思う存分ヤリまくろうと意気込む。
 旅先でマイルスの行きつけの店のウェイトレス、マヤ(ヴァージニア・マドセン)と、その友人でワイナリーで働くステファニー(サンドラ・オー)と出会い・・・

≪Review≫
 アカデミー賞の作品賞、監督賞、助演男優賞、助演女優賞、脚色賞にノミネートされ、脚色賞を受賞。ゴールデングローブ賞の作品賞、脚色賞を受賞。その他もろもろで、84の映画賞に輝いた作品である。でも、日本での知名度はイマイチだったかも。有名な俳優さんは出てないし、派手な演出もない映画だからかな?だけど、これだけの賞に輝いているのは納得の後味の良い素敵な映画だった。
 いつまでも少年のようとか、いつまでも大人になりきれない。そんな言葉が似合う中年男の2人組。でも大人になりきれないって何かな?と考えた。子供の頃の今の自分の歳のイメージと実際の自分自身とのギャップにある日ふと驚いたりする。自分はもっと大人になっているはずだったのに・・・と。大人ってもっと完璧で、もっと完成されているものだと思ってた。なのに相変わらず自分は悩んだり、戸惑ったり、迷ったりでちっとも完璧じゃないし、完成されてない。大人になっても人間として完璧なわけじゃない。いくつになっても悩み迷い戸惑い、ちょっと立ち止まったりして寄り道しながら生きている。そんな人生に彩りを添えるのはそんな寄り道なのかもしれない。そして、おいしいワインと気のおけない友人と愛する人がいれば人生はもっと味わい深いものになるかもしれない。
 マヤが語る台詞がすごく素敵だった。「人生は極上のワインのように、そのピークを迎える日まで日ごとに熟成し、複雑味を増す。それからはゆっくり坂を下っていくが、ピークを過ぎた味わいも捨てがたい・・・」色んなことを経験し、ピークを過ぎ、ある意味挫折を味わってからじゃないと分からないことかも知れないな。ピークを過ぎても捨てがたい味わいを持つ人でありたいし、その良さを分かる人でありたい。
 極上のワインのように味わい深い映画。ワインを味わうようにゆったりと心ゆくまで楽しみたい。

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by loveloveyummy | 2005-03-17 22:08 | Movie...

恍惚 Nathalie...

★★★★ 今後夫婦のあり方とかに悩んだり、迷ったりした時にもう一度見たい映画。

先週シネ・リーブル梅田にて見た映画です。
只今(2/27迄)シネ・リーブルではシネマポイントカードの会員募集キャンペーンを実施中です。
年会費が1000円かかりますが、映画無料鑑賞1回分1000ポイントがついてきます。
特典としては、映画鑑賞料金の10%をポイント加算やカード提示で金曜日の鑑賞が1000円になるなどです。
詳しくはシネ・リーブル 【シネマポイントカード会員募集キャンペーンのお知らせ】まで。

恍惚 Nathalie...
フランス 2003年
こぼれるのは、禁断の愛の言葉。
公式サイト
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≪Story≫
 ブルジョワな家庭に暮らすカトリーヌ(ファニー・アルダン)は、夫ベルナール(ジェラール・ド・パルデュー)の浮気を知りショックを受ける。 カトリーヌは衝動的に入った会員制のクラブで、魅力的な娼婦マルレーヌ(エマニュエル・ベアール)に目を留める。 夫の本性を知りたいカトリーヌはマルレーヌに夫を誘惑し、その内容を報告するよう頼んだ。
 マルレーヌは「ナタリー」という偽名でベルナールに接触を始めた。 マルレーヌの露骨な性の報告に、戸惑いながらも好奇の感情を高まらせていくカトリーヌ。 やがて、カトリーヌとマルレーヌは共犯めいたどこか不思議な連帯感を感じるようになっていく。 ナタリーとベルナールの関係はどんどん深みにはまっていく。 男1人と共犯関係の女2人の妖しい3角関係は…

≪Review≫
 長く夫婦を続けると、きっと、夫婦のありかたみたいなものに悩んだり迷ったりすることってあるんじゃないかなと思う。 何年も一緒に暮らしていたのに、夫の思わぬ一面を垣間見て、ふと夫は他人であることに改めて気付いてしまったりする。 何年も寝起きを共にして、親よりも長く一緒に暮らして、世の中で誰よりも近しいと思ってた人が突然遠くに感じてしまう。 夫を誘惑させて、その情事の様子を聴くなんて、かなり悪趣味だけど、マルレーヌは自分の知らない夫の新たな一面を、自分がこれまで見たことも、これから見ることもないであろう夫の外の顔を知りたい願望に駆られてしまったのだと思う。
 カトリーヌがブルジョワ階級の人なので、尚更だけど、いかにも「仕立ての良さそうな」服をさらりと着こなしていて、これぞ「大人の女」の見本のようだった。 白いシャツに明るい茶色のセーターに濃い目の茶色のスカート。 シックでシンプルでオーソドックスなんだけど、すごく格好いい。 こういう女性って憧れる。 大人の女性って歳を取ればなれるもんじゃないんだってこと、私は最近よくやく気付いた。 どこかでまだ若さに固執したり、若さに媚びている私にはなかなかマネできない。 日本ではとかく若いということだけが重宝されてしまったりするけど、ファニー・アルダンの様に素敵に年を重ねられたらいいな。
  この映画はR15指定ということもあったし、ポスターも刺激的な感じだったので、過激な映像を期待して観ると期待はずれになるのかも。 この映画でナタリーとベルナールの情事はマルレーヌの言葉で語られるだけで、その映像は出てこない。 そのマルレーヌの描写がいかにもな感じなのだが、マルレーヌが語ると不思議と熱を帯び、それを聞くカトリーヌの顔に恍惚の表情が浮かぶ。 ファニー・アルダンとエマニュエル・ベアールという女優のむせ返る程濃厚な色香に惑わされ、酔わされる。
 この映画には1つ秘密があるんだけど、それも守りに守った秘密という訳でもない。 ちょっと勘のイイ人ならば、「これって…」て割と早い時期から気付いてしまう程度のものだ。 気付いたとしても、それはそれで映画は楽しめる。 映画で大切なポイントはそこじゃなくて、多分夫婦愛とか夫婦のあり方とかそういったところにあると思う。 私はまだまだそこの域にまで達していないが、いつか夫婦の新たな局面に達した時に又見たい映画だなと思った。

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by loveloveyummy | 2005-02-15 17:52 | Movie...
去年(先月)見たけど、まだエントリーしてなかった映画。

みんな誰かの愛しい人 Comme une image / Look at me
フランス 2004年
人生は、発見と感動の宝石箱。
公式サイト
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≪Story≫
 有名な大作家、エチエンヌ(ジャン=ピエール・バクリ)を父に持つロリータ(マルリー・ベル)は親の影に隠れてパッとしない自分にコンプレックスを持っている。 父親が選んだ新しい母親カリーヌ(ヴィルジニー・ドゥサルノ)は自分と年の変わらぬ若くてスレンダーな美人、それに引き換え自分はぽっちゃりした体型に見た目もパッとしない。 おまけに父親は新しい妻とその娘に夢中でロリータには全く無関心だった。
 そんな自分自身に自信を持てないロリータはジャーナリストの卵であるボーイフレンドに対しても、父とのコネが目当てでは・・・と疑心暗鬼になってしまう。
 せめて得意の声楽で父親に認められようと、練習に励むロリータだが、信頼する歌の教師シルヴィア(アニエス・ジャウィ)は実は、ロリータの才能など認めていなかった。 売れない作家である夫ピエール(ロラン・グレヴィル)にチャンスを与えるため、嫌々練習につきあっていたのだ。 やがて、ひたむきなロリータの姿を見てシルヴィアの感情は徐々に変化していき…

≪Review≫
 この映画で何が良いって、ロリータ演じたマルリー・ベルが本当にかわいくないのがいい。ロリータはパッと見、全然かわいくない。 しかも性格もなんだかグジグジしていて、そのくせプライドだけは高くて、素直じゃなくて、全く可愛くない。 だけど、見てるうちにそんな可愛くない、不器用なロリータを応援している自分に気付く。 よく「等身大の主人公」なんていうけど、大抵女優さんで主役はるような人はすごく美人だし、とても等身大とは思えない。 でもロリータは違う。等身大というより、分身のような女の子なのだ。 最後まで、そんなに可愛くていい子にはならない。 「メガネを取ったらあら不思議、美人~」みたいな展開もない。 だけど、100%良い人もいないように、100%悪い人もいない。 誰だってどこかに良い所がある。気付いたら、「ロリータ、かわいいとこあるじゃん。頑張れ~!」って肩入れしていまうのだ。
  きっと誰だってコンプレックスがあって、100%自信満々な訳じゃない。 私なんか…なんて言いたくないし、聞くのも嫌な言葉だ。 だけど、ふとそんな気分に落ちいってしまうこともある。 そんなちょっとブルーな気分に陥った時に、肩に力をいれることなく、応援してくれるような映画だと思う。 弱さに効く、優しい映画だった。

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by loveloveyummy | 2005-01-31 21:17 | Movie...
昨日、テアトル梅田で観た映画。
家族の絆を描いた映画だからか、主役はケイティ・ホームズと若手なのに、比較的年齢層が高めでした。

エイプリルの七面鳥 Pieces of April
アメリカ 2003年
初めての料理はママのために作る最後のディナー
公式サイト

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≪Story≫
  感謝祭の日の朝。 エイプリル(ケイティ・ホームズ)は、ボーイフレンドのボビー(デレク・ルーク)に励まされながら、七面鳥のローストに取り掛かる。 自由奔放に生きるエイプリルは幼い頃から厄介者扱いされ、家族とはすっかり疎遠になっていた。 特に母親のジョーイ(パトリシア・クラークソン)とはそりが合わず、犬猿の仲。 しかし、そんな母親が末期がんに侵されていて余命幾ばくも無いことを知り、生まれて初めて手料理で家族全員を招待することに。 しかし、オーブンが故障し、前途多難に。 アパート中を駆け巡り、隣人たちに助けを求めるのだが…。

≪Review≫
  アメリカ中のオーブンが七面鳥を焼くためにフル稼働する日、感謝際。 その感謝祭の一日のお話。「ホームドラマ」プラス「母親が病気」なんて聞いただけで、鳥肌が立ちそうなイメージだけど、決して、想像するような「お涙頂戴」系ではない。 物語は七面鳥を焼くためアパート中を右往左往しながら懸命に戦う、家族の問題児エイプリルの奮闘の模様と、そのエイプリルを訪ねるために車に乗り込んだ家族のちょっと複雑な心模様と、エイプリルに内緒で何かを企んでる風なボーイフレンドの模様。 それぞれが同時進行で小気味良いペースで進んで行き、みんなが望んでいた思っていた通りのエンディングになるのだが、なんだかそれでとても幸せな気持ちになった。
 誰だって理想的なホームドラマのような家族にみんな憧れるけど、現実には難しい。 それは、実際に住み始めるとモデルルームのような理想の部屋とはかけ離れていくのと似ているかもしれない。 エイプリルは自由奔放で、ずっと家族の枠からはみ出た存在だった。 母親が祐逸エイプリルとの良い思い出だと思ってたことは妹のベスとの思い出だったり、父親が頑張って思い出したエイプリルのいい所は幼い頃の「かわいい寝顔」だった。 それでも家族には切っても切れない絆がある。 寂しいことだけど、家族だから仲良しと単純にいかない場合もある。 それでも家族であることには変わりがない。 お互いを決して良く言わなかった母娘が黙ってhugするシーンがとてつもなく優しさに満ちていた。 この母娘が気の合う友達同士のようにベッタリ仲良くすることは今後もないかも知れない。 それでも、この母娘は家族であり、再び出会う時には又お互いにギュッと抱きしめあうんだろうなと思った。 幸せの形も人それぞれのように、家族の形も人それぞれだ。
 日本ではhugする文化がないけど、hugする文化って素敵だと思う。いくつになってもギュッと抱きしめられたら嬉しいと思う。

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by loveloveyummy | 2005-01-27 18:17 | Movie...
12月の頭くらいに梅田ガーデンシネマで観たかと…

世界でいちばん不運で幸せな私 Jeux D'enfants / Love Me If You Dare
フランス/ベルギー 2003年
なぜだか いつも、からまわり
公式サイト

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≪Story≫
 ジュリアン(ギョーム・カネ)は、クラスメイトから移民の娘といじめられている少女ソフィー(マリオン・コティヤール)をなぐさめようと、病床に就いている大好きなママからもらった、メリーゴーランドのイラストが描かれた缶を彼女に差し出す。 二人は、この缶をめぐって、"相手が仕掛けるゲームに、絶対にのる"という“のる?のらない?(Cap ou pas cap?)”ゲームに日々明け暮れてることになった。
 やがて大人になってもそのゲーム感覚が抜けず、お互いを愛しているのに、あまりにも長いことゲームをし続けてしまった二人は素直に自分の気持ちを相手に伝えられない。 人生は進んでいくが、2人はもはやゲームを止めることができない。新しいゲームをする度に、心の中で「あなたのいない人生なんて考えられない」と叫んでいるのに・・・。

≪Review≫
 これは随分前から目を付けていて、上映まで長いこと待っていた映画だった。 チラシもすごくかわいかったし… 期待しすぎたのかな? 私にはイマイチ相容れない映画だった。
 二人のゲームは最初は行き過ぎた悪戯だった。 このくらいはまだ笑って観ていられたが、だんだん二人が大人になるにつれ、笑えなくなってきた。 それは悪趣味なゲームへと変貌を遂げていたから。 「このゲームのただ1つの欠点は、他人には理解できないこと。」と本人達も言ってるくらいだから、理解できなくて普通なんだろうけど… ゲームがもうちょっと可愛らしかったり、暖かかったり、優しかったりしたら、又違った感想を持つのだろうけど、このゲームでは本人達はおろか、周りの人も誰もただ一人として幸せにはなれないのだ。
 このゲームが愛情表現とか真実の愛とかだったら悲しい。しかし、きっともっとライトに流れる映像をジェットコースターに乗るように楽しむ映画なんだろうな。…と思っていても、やっぱり私には笑えないし、楽しめない映画だったけど。 この映画を観て楽しめない自分はどこか頭が固くなってしまったのか、分別臭くなってしまったのか?という気もしないではない。 しかし、楽しめなかったというのが偽ざる気持ちなのだからいたしかたがないことだ。
 今まで観たこともないスパイスを効かせた不思議な新しい恋愛映画と言った意味ではおもしろい映画なのかもしれない。

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by loveloveyummy | 2004-12-28 16:14 | Movie...
先週シネ・リーブル梅田にて観に行った映画。

靴に恋して Piedras / Stones
スペイン 2002年
靴の数だけ、人生がある。
公式サイト

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≪Story≫
  • 盗んだ靴をはく女
    23歳のレイレ(ナイワ・ニムリ)は高級靴店の店員。レイレは店からこっそり盗んだ靴を履き毎夜クラブで踊っていた。画家の恋人クン(ダニエレ・リオッティ)と一緒に暮らしているが、最近は上手くいっていない。ある日、レイレと大ゲンカしたクンは別れを告げ、家を出て行ってしまう。クンとの別れをなかなか消化できないレイレだったが…

  • 偏平足の女
    町外れの娼婦の家を取り仕切るアデラ(アントニア・サン・フアン)は49歳。娘のアニータ(モニカ・セルベラ)は知的障害を持つ25歳。ある日高級官僚のレオナルド(ロソルフォ・デ・ソーザ)が5,6人の友人を連れて訪れた。レオナルドは、ただアデラの話を聞きながら友人を待っていた。ある日レオナルドはアデラをデートに誘い、アルゼンチン・タンゴの店に連れて行った。独身だと言っていたレオナルドには実は妻がいて…

  • スリッパをはく女
    タクシードライバーのマリカルメン(ビッキー・ペニャ)は、車中ではスリッパを着用する実用重視の43歳。夫に先立たれて、夫の連れ子の面倒を見ている。末っ子は小学生のビクトル(サンティアゴ・クレスポ)。内向的でいつも赤い長靴を履いている。次女のダニエラ(ローラ・ドゥエニャス)は、マリカルメンに敵意を抱く薬物中毒者。夫が急逝して10年もの間、実の母親のように愛情を注いできたつもりでも、未だに本当の家族と認めてもらえない。そんな中家出していた長女レイレある日突然帰ってきた…

  • スニーカーをはく女
    アニータはいつも黄色いスニーカーをはいて、ペットのチワワと散歩し、大好きな飛行機を見つめるのが日課。ある日、アニータの面倒をみる為に、看護学生のホアキン(エンリケ・アルシデス)がやってきた。アニータは毎日世話に来てくれるハンサムで優しいホアキンにひそかに心惹かれるようになる。ホアキンの影響で、今まで単調だったアニータの生活に少しずつ変化が訪れるが…

  • 小さな靴をはく女
    高級官僚の妻イザベル(アンヘラ・モリーナ)は45歳。子宝に恵まれなかったこともあり、夫婦仲はとうに冷え切っている。ハンサムな足の専門医に診てもらう為に、いつもワンサイズ小さな靴を履いている。親友のマルティナはTVで活躍するタレント。マルティナは夫からドメスティックバイオレンスを受けていた…


≪Review≫
 「靴に恋して」という邦題のおかげで、危うく見過ごすとこだったこの映画。よくよく、あらすじを読んでみたら、私好みってことに気付いた。見逃さなくて本当に良かった~。しかし、どうも「靴に恋して」っていう邦題は気に入らないけど…
 映画を観に行くのは、どこかギャンブルに似ていると思う。 映画には当りはずれがあると思う。これは私にとって大当たりな映画だ。大当たりがあるから、映画を観に行くのを止められない。
 年代も生い立ちも立場も違う5人の女性が主人公だが、オムニバス映画ではない。 一人一人のエピソードが順番に綴られていくストーリーではなく、5人のエピソードが同時進行でスパイラルにシンクロして綴られていくストーリーだ。 こういう主人公が多い映画だと、なかなか一人一人の人となりが最後まで伝わらないことも多いが、この映画は一人一人にとても愛着を感じてしまうくらい、一人一人の人物像が丁寧に描かれていた。 表に出てこなくても細かいディテールまで練られて作られたキャラクターなのではと思う。
 5人5様でどのキャラクターもエピソードも素敵だった。女って大変。だけど、大変なモノほどやりがいもあるものだ。だから女って大変だけど、止められない。女って素敵。この映画を観て改めてそう思った。 これは全ての女性に捧げる賛歌だ。
  エンディングでレイレが語る言葉がとても心に染みた。 澄んだ青空の下、今までの自分をリセットし、新しい人生を愛しむレイレがとても爽やかで美しい。 とかく説教くさくなりがちな言葉だったが、自分の人生さえもリセットされたような気分で聞くその言葉は驚くほど素直に私の心に浸透した。

Reviewをもっと詳しく(Go! Go! Girls Movie@LoveLoveYummy)



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by loveloveyummy | 2004-12-16 21:12 | Movie...