にゃんこ(ヤミーとヒュウ)とわんこ(チワワのミウ)の写真日記とミニシアター系の映画の感想。その他もろもろ…

by loveloveyummy

いつか、きっと La Vie Promise

一月程前にテアトル梅田のレイトショーで観た映画。

いつか、きっと La Vie Promise
フランス 2002年
わたしを探して。
公式サイト

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≪Story≫
 ニースで娼婦をしているシルヴィアはどこか人生を諦めたかのように自堕落な生活を送っていた。 シルヴィアには14歳の娘ロランスがいるが、里親に出して冷たく突き放していた。 ロランスは母親の愛に飢えていた。
 ある晩、ロランスはシルヴィアのアパートの部屋に忍び込んだ。 そこで、元締めの男たちに乱暴を受ける母親を助けるために、ロランスははずみで男を刺し殺してしまう。 警察と組織から逃げる為に、シルヴィアはロランスを連れてニースを離れることにした。 行く当てもない逃避行の中、シルヴィアはロランスが存在も知らない別れた夫ピヨトルと息子の住む街を目指すことに。 やがて、シルヴィアは謎の中年男ジョシュアに出会い…

≪Review≫
 映画はなんと言うかとっても情緒的で、シルヴィア自身の性格も反映して、地に足がついてなく、フワフワと漂う浮遊感に満ちている。 ストーリーも物事を深く突き詰めていくのではなく、あくまでもフンワリと漂っている。 「だから、結局何なの?」って感じもなきにしもあらず… しかし、決して嫌な浮遊感ではなかった。 それは全編に流れるフランスの美しい田園風景と程よくミックスされ、不思議に心を挽きつけられた。
 この映画を観ていて私は「かぐや姫」の「神田川」という歌を思い出した。
貴方はもう忘れたかしら
赤い手拭マフラーにして
二人で行った横町の風呂屋
一緒に出ようねって言ったのに
いつも私が待たされた
洗い髪が芯まで冷えて
小さな石鹸カタカタ鳴った
貴方は私の身体を抱いて
冷たいねって言ったのよ

若かったあの頃何も怖くなかった
ただ貴方のやさしさが怖かった

シルヴィアはピヨトルとかつて暮らしていた頃、それは彼女の人生でかつてない程、幸せだったんだろうなと思う。 愛に恵まれずに育ったシルヴィアは愛されることにも、愛することにも慣れていなかった。 幸せすぎて、怖くなって、そしてシルヴィアは精神のバランスを失ってしまったのではないだろうか? 「ただ貴方のやさしさが怖かった」から。
 最初シルヴィアは「いつか、○○○」なんてことも考えすらしないくらい自堕落に生きていたように感じる。 しかし、やがて、「いつか、きっと」と見つける。 彼女の「いつか、きっと」がいつか叶えばいいな。 そして、いつまでも、「いつか、きっと」と思える人生を送って欲しい。「いつか、きっと」それはきっと「希望」というモノだと思うから。

Reviewをもっと詳しく(Go! Go! Girls Movie@LoveLoveYummy)





映画生活
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by loveloveyummy | 2004-11-29 22:14 | Movie...