にゃんこ(ヤミーとヒュウ)とわんこ(チワワのミウ)の写真日記とミニシアター系の映画の感想。その他もろもろ…

by loveloveyummy

誰も知らない Nobody Knows

昨日梅田ガーデンシネマにて観てきました。
朝一で行ったせいか年齢層はやや高めでした。

誰も知らない Nobody Knows
日本 2004年
生きているのは、おとなだけですか。
公式サイト
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≪Story≫
 秋、とある都内のアパートにトラックから荷物が運び込まれてゆく。 引っ越してきたのは母(YOU)と4人の子どもたち、明(柳楽優弥)、京子(北浦愛)、茂(木村飛影)、ゆき(清水萌々子)だ。 子どもたちは父親もみな別々で、学校にも通ったことがなく、大家にも3人の妹弟の存在は知らされていなかった。 大家には父親が海外赴任中のため、母と長男だけのふたり暮らしと嘘をついていた。
 母がデパートで働き、12歳の明が母親代わりに家事をし、家族は彼らなりに幸せな毎日を過ごしていた。 そんなある日、母は明に「好きな人がいる」と告げる。 「今度こそ結婚して、大きな家に住んで、ちゃんと学校にも行ける」と夢見心地で語る母。
 ある朝目が覚めると、母の姿は見えず、一通の封筒がテーブルの上にあった。 そこには20万円の現金と「お母さんはしばらく留守にします。京子、茂、ゆきをよろしくね」と記されたメモが入っていた。 この日から、誰にも知らない4人の子供たちだけの“漂流生活”が始まった…。

≪Review≫
 この映画は1988年に実際に起こった「巣鴨子供置き去り事件」(事件詳細はこちら)をモチーフに作られている。 映画を観てふと思ったことは現実の事件で当事者となった子供達のこと。 彼らはこの映画の存在を知っているのであろうか? この映画をどういう風に受け止めているのであろうか? そして、彼らは今幸せなのだろうか?
 この映画で主演の柳楽優弥君(14歳)が最年少で第57回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した。 私はあまり邦画を普段観ないので、こういった話題がなければ多分観に行かなかっただろうと思う。 しかし、この作品を見て、邦画だからと言って、今まで切り捨ててきたことをなんだか恥ずかしく思った。 そう思わせてくれるほど、とっても素晴らしい作品だった。
 これは、母親に置き去りにされた子供達の映画だ。 しかし、是枝監督は不思議と母親を悪者として描いていない。 彼女はただちょっと身勝手で無責任でわがままで思量が足りない。 そんなちょっと純粋さと可愛らしささえ感じてしまう女性として描かれている。 きっと是枝監督はただ一方的に「母親が悪い」ってそんな風に締めくくりたくなかったんだろうなと思う。 最後までとってもとっても優しくて、愛おしさの伝わるそんな映像で積み重ねられている。 きっと是枝監督の描きたかったのはそういったものなんだろうなと思う。
 子供達は懸命で無垢だ。 その姿がその笑顔が心に突き刺さる。 私は、この映画が優しい分だけ、逆にやっぱり母親が許せない。 子供は親を選べない。 子供達は母親を慕い、そして無条件に信じている。 そしてそんな子供達をどんな理由にせよ、やっぱり裏切ったんだと思うから。
 この映画は優しさに満ちている。 それは日溜まりにいるような優しさだ。 さりげなく、優しい。 決して誰も責めてはいない。 ただ愛することの尊さを教えてくれる。 大切なモノを傷つけない為に。 大切なモノを失わない為に。 大切なモノをちゃんと愛そう。

Reviewをもっと詳しく(Go! Go! Girls Movie@LoveLoveYummy)





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by loveloveyummy | 2004-09-16 20:48 | Movie...